
モネの庭 25周年電車広告プロジェクト
モネの庭 25周年電車広告プロジェクト
- クライアント
- 株式会社きたがわジャルダン
- エリア
- 高知県安芸郡
- サービス
電車広告
撮影
- 公開
- 2025年6月
- プロジェクトメンバー
Art direction & Design
─ 安岡奈央Photo
─ 濵﨑正太郎
モネの庭25周年を祝う、電車広告プロジェクト
高知県北川村に位置する北川村「モネの庭」マルモッタンさまは、フランス・ジヴェルニーにあるモネの庭を再現した本家公認の庭園施設です。
四季折々に移ろう花々や光の風景が楽しめる場所として、国内外から多くの来園者を迎えてこられました。
2025年には、開園から25周年という大きな節目を迎えられ、これまで支えてくださった多くのファンの方々に感謝を伝える年となりました。
今回、mitone design.では、その25周年を記念した電車広告プロジェクトをお手伝いさせていただきました。



モネの世界観を、電車の中に。
「乗客の方々にモネの世界観を楽しんでいただきたい」それが、はじめにいただいたご要望でした。
今回いただいたスペースは、中吊り8枚、窓上広告20枚、大判ポスター2枚、そして天井上のラッピング。
乗った方が、いつもの移動時間の中でモネの庭を歩いているような気持ちになっていただけたら。そして、モネの庭の世界観を存分に味わっていただけたら。そんな思いを出発点に、今回の企画を進めました。


日々の移動が、モネの庭で過ごすひとときに。
電車に乗っているだけで、お庭を散歩しているような気持ちになれる。そんな体験を目指して、1年間かけて撮影したモネの庭の写真を電車中に散りばめました。
天井には、フランス・ジヴェルニーにあるモネ自邸のキッチンのタイルから着想を得て、オリジナルのテキスタイルを作成しています。さらに、その中にモネの庭のオリジナルキャラクター「きたがわモネさん(やなせたかしさんデザイン)」がひっそりと入っており、お子さまから大人まで楽しめる仕掛けになっています。
この電車に乗ることで、日々のなかに、ふと深呼吸したくなるようなひとときが訪れるといいなと思っています。そして、乗車後に「またモネの庭へ行きたいな」と感じていただけることを、心から願っています。


出発式の様子



「モネの庭号」は、土佐くろしお鉄道のごめん・なはり線で運行中です。モネの世界観を感じながら、素敵な景色を楽しむことができるこの車両に、ぜひ一度乗ってみてください。
