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UMAJI journal / 馬路村のインスタマガジン

UMAJI journal / 馬路村のインスタマガジン

ロゴ・名刺イラスト写真・動画

UMAJI journal / 馬路村のインスタマガジン

ロゴ・名刺イラスト写真・動画

クライアント
馬路村
エリア
高知県馬路村
サービス

SNS支援

公開
2023年4月
URL
https://www.instagram.com/umaji_journal/
プロジェクトメンバー

Direction / Design
─ 安岡奈央
─ 濵﨑正太郎

Photo
─ 濵﨑正太郎

若い人に村をもっと知ってもらうために。

「ゆずの村」として知られ、地方創生の先駆者として知られる高知県・馬路村。

林業からゆず産業への転換、そして数々のヒット商品を生み出してきた村ですが、近年は県外の若い世代(10〜30代)からの認知が低下していることが課題となっていました。

ミトネデザインではこの課題を解決すべく、馬路村との地方創生プロジェクトにてInstagramアカウント「UMAJI journal(ウマジジャーナル)」を開設しました。

プロジェクトのスタートにあたっては、名称の策定やロゴデザインの提案から着手。現在は、毎回の企画立案から現地での撮影、デザイン、SNS運用までをトータルで担当し、村の役場担当者さまと二人三脚で、次世代へと続く新しい関係性の構築を目指しています。

馬路村の今を届ける、インスタマガジン。

馬路村には、長年大切に育まれてきた「温かく素朴な田舎」というブランドイメージが確立されています。今回のプロジェクトでは、その歴史あるトーンを尊重しながら、ターゲットである若年層に向けて、あえてこれまでとは異なるビジュアル展開を選択しました。

これは既存のイメージを塗り替えるのではなく、今の馬路村を伝えるための「もう一つの入り口」をつくる試みです。情報の届け方をターゲットに合わせて最適化することで、次世代との新しい接点を築くための発信をスタートさせました。

アカウント立ち上げから3年。村が持つ多様な魅力を発信し続けています。

役場と共に編み上げるクリエイティブ。

このプロジェクトの強みは、馬路村役場の担当者さまとミトネデザインが、委託・受託という関係を超えて一つのチームとして機能している点にあります。

投稿の方向性を私たちが提案し、打ち合わせを重ねる中で「村をどう見せていくか」対話を繰り返す。この密なコミュニケーションを重視したからこそ、表面的なPRにとどまらない、今の馬路村のリアルな魅力を伝える発信が実現しています。

村を知らない人にも身近に感じてもらえる、名称とロゴ。

プロジェクトの立ち上げにあたり、単なる広報媒体ではなく、村の日常を丁寧に書き留めていく「日記」のような存在でありたいという想いを込め、名称を「UMAJI journal(ウマジジャーナル)」と策定。

ロゴデザインにおいては、馬路村の穏やかな空気感と、今の世代の感性に響く洗練さを両立させました。デジタル媒体での視認性を考慮しつつも、どこか体温が感じられる、誠実な質感を大切に設計しています。

独自のタイポグラフィと手書き文字を組み合わせ、洗練と温かみを表現。

画面越しの追体験を、訪問のきっかけに。

「ちょっとだけ休日がたのしみになる提案を。」というコンセプトを軸に、特別な観光イベントだけではなく、日常の延長にある魅力を丁寧に掬い上げています。

単なる情報発信ではなく、受け手が村の空気感を追体験できるような編集視点を重視。身近な魅力を一つひとつ定義し直すことで、若い世代が日常の一部として馬路村を自然に受け入れられる、新しいコミュニケーションの形を目指しました。

村の多様な魅力を、空気ごと届ける表現に。

村の人にとっては当たり前だった風景に新しい魅力を添えたり、ゆず収穫やアクティビティを丁寧に取材してコンテンツ化したり。こうした情緒的な発信を大切にしながら、商品紹介からふるさと納税へ繋げるなどの実務的な課題解決も両立させています。

村に吹く気持ちのいい風まで届くよう、企画ごとにすっきりと自由なレイアウトを採用。情報の種類に合わせて表現を最適化することで、馬路村の持つ多様な魅力が伝えるデザインを目指しています。

村の中心を流れる青く透き通った川に、うまじブルーと名付け発信(vol.25)
大きなダム湖にぷかぷか浮かぶSUP体験にも、実際に挑戦しました(vol.26)
ゆずを育てる農家さんと、それを受け取って全国に届ける農協さんの仕事を取材(vol.36)
打ち合わせで使用したラフ画と、実際に投稿されたコンテンツ

ファンとの接点を広げる、運用施策。

日々の発信に加え、より多くの人に村の魅力を届けるための施策も行っています。村の製品を実際に試してもらう参加型の企画や、ターゲットに合わせて露出を最適化する広告運用などを実施。コンテンツの質を維持しながら、馬路村のファンを着実に増やしていくための仕組みづくりを継続しています。

過去3回実施したキャンペーンでは、約13,000名の方が参加してくださいました

村の歩みを次世代へ繋ぎ、共鳴の場を育み続ける。

かつて「ゆずによる村おこし」を遂げた馬路村の歴史を尊重しながら、今の時代に即した新しい接点を築くこと。UMAJI journalは、単なるSNSの運用にとどまらず、村の魅力を丁寧にアーカイブし、次世代へ手渡していくためのプロジェクトです。

企画から撮影、デザイン、日々の運用までをトータルに担う中で重視しているのは、役場の方々と共に村の未来を考え、歩調を合わせるプロセスにあります。外部へのプロモーションはもちろん、村の内側にある価値を再定義し、発信を継続していく。こうした活動の積み重ねが、村外の人々には「訪れる動機」を、村内の人々には「村への誇り」を、それぞれもたらす一助となることを目指しています。

村の今を記録し、社会との接点を更新し続ける。その先に、馬路村がより多くの人にとって身近な存在となる未来を見据え、これからも一貫性のある情報発信のあり方を丁寧に追求していきます。

お客様の声

~馬路村は一周まわって知らない村~

馬路村といえば、ゆずにる村おこしとして知られる村でゆずを使ったドリンク「ごっくん馬路村」ポン酢しょうゆ「ゆずの村」がヒットし、全国的に馬路村の名前を知っていただいていると思っていました。でも、昨今のSNS等で情報があふれている中、若い世代の中には「馬路村を知らない」という方も増えてきました。

 

「もっと多くの人に馬路村の魅力を発信したい!」その思いから新しい視点とデザインの力が必要と考えました。そして2022年から馬路村でサテライトオフィスとしてスタートされていたデザイン会社ミトネデザインさんに相談することにしました。

今までのHPや観光パンフレットだけでは伝えきれない、季節の風景や人のあたたかさ、ゆず製品のこと、何気ない日常こそが馬路村の魅力だと感じています。そこで、役場職員としての視点だけではなく、ミトネデザインさんの力を借りて、新たな視点ありのままの馬路村の空気感を発信したいと思いました。

 

ミトネデザインさんは、地域に「愛着実る、根付くものを」という思いを持って、デザインの力で情報発信をしていることや若い世代の方にも届く発信をしているからこそ、新しい形での情報発信の提案を出してくれるのでは!と話し合いを重ねて誕生したのがインスタマガジン「UMAJI journal」です。

UMAJI journalは、少しずつ成長し、フォロワーさんが増え、認知度も上がってきました。村内外のから

「UMAJI journal、知ってます!」

との声をいただくことが多くなり、嬉しい限りです。なんといっても、この美しい世界観は唯一無二で馬路村の美しい風景を残してもらえることができて、ミトネデザインさんには感謝しています。

 

移住や観光を考えている方はもちろん、村で暮らす人にも「こんな魅力があったんだ」と感じてもらえるような、小さな発見を「UMAJI journal」で届けていけたら嬉しいです。

山﨑絵美

撮影


次のデザイン事例「Shotaro Hamasaki ポートフォリオ」

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